分光放射計『ＳＲ－５ / ＳＲ－５ＡＳ』発売
～ 進化を続けるディスプレイの表示品質評価ニーズに対応 ～
株式会社トプコンテクノハウスは、進化を続けるディスプレイの表示品質評価ニーズに対応した分光放射計『ＳＲ－５ / ＳＲ－５ＡＳ』を２０２２年８月より発売致します。
２００７年２月に販売を開始した分光放射計「ＳＲ-ＵＬ１」からＨＤＲ計測の先駆者として市場を牽引して参りましたが、昨年発売した高速かつ高精度な測定に定評のある「分光放射輝度計 ＳＲ-５Ａ」のハイクオリティモデル「分光放射輝度計 ＳＲ-５ＡＳ」と、高コストパフォーマンスのスタンダードモデル「分光放射輝度計 ＳＲ-５」を新たにＳＲ－５シリーズとして追加します。
開発スピードが加速しているミニＬＥＤ、マイクロＬＥＤ、ＯＬＥＤやＱＤなどの次世代ディスプレイや部材関係、車載関連の照明、大学の色彩・色覚・電気/電子工学研究など幅広い業種・用途にてご使用頂ける製品です。
１．販売概要
・製品名 : 分光放射計「ＳＲ－５ＡＳ」、「ＳＲ－５」
・発売日 : ２０２２年８月
２．製品概要
・超低輝度から超高輝度までの測定が可能でありＨＤＲディスプレイの表示品質に貢献
分光放射計『ＳＲ－５ＡＳ』は、超低輝度(０.０００１cd/m2)から超高輝度(５億cd/m2)までのハイダイナミックレンジの測定を実現。
ＨＤＲディスプレイや車載照明などを高精度に測定することができます。
・測定時間の高速化で生産効率の向上に寄与
ＳＲ－５シリーズは、現行品に対して０.８cd/m2 (*1)の測定時間を約57%高速化し、また最速２０msの超高速測定によりＲ＆Ｄのみならず、生産ラインでの製品品質を高く維持することに寄与できます。
(*1)標準光源Aにおいて
３．製品特長・製品用途
【製品特長】
１．０.０００１‐５億cd/m2の測定が可能。(SR-5AS)
２．最速２０ms(*2)の超高速測定が可能。
３．超低輝度０．０００５cd/m2を従来機比で約８８％短縮した３１秒での測定が可能。(SR-5AS)
４．カラータッチパネルを採用しメニュー画面上の文字やグラフィックを、より見やすくより上質なデザインにブラッシュアップ。
５. システム搭載に適した機能の追求により、外部インターフェースを本体背面パネルに集約し本体幅を２０mmスリム化。 また、ＲＳ－２３２Ｃの通信速度を約６１％向上。
６．光のトレーサビリティのとれた光源による校正でより高精度な輝度・色度の精度保証を実現。
７．Ｗｉｎｄｏｗｓアプリケーションソフトウェアを標準で付属。
(*2) 積分時間：20ms固定、測定スピード：High Speedモード、測定光源: 標準光源A、通信時間: 除外
【製品用途】
・ＬＣＤ、ＯＬＥＤ、ＱＤ、レーザー、ミニＬＥＤ、マイクロＬＥＤディスプレイやディスプレイ関連部材などの輝度・色度、分光スペクトル評価
・分光計測による高精度なガンマ測定必須のディスプレイモジュール生産工程
・ＩＶＬ測定などの各種光学特性評価装置
・自動車のメータパネルや内外装照明の発光特性、分光スペクトル評価 ・ＬＥＤ照明、ＯＬＥＤ照明の発光部の輝度・色度ムラ、分光スペクトルムラ評価
・機能性フィルムなどの反射、透過特性の分析評価
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