AR(Augmented Reality:拡張現実)、VR(Virtual Reality:仮想現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)などのウェアラブルデバイス市場は、急速に成長しています。ARは現実世界にデジタル情報を付加し拡張する技術であり、VRはバーチャルの世界を体験できる技術です。またMRは現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する技術です。これらのウェアラブルデバイス市場の成長に伴い、HMD(Head Mounted Display)やARグラスの光学特性を評価する必要性が高まっています。

従来のフラットパネルディスプレイの光学特性評価は、輝度、色度、ユニフォミティ(均一性)などを測定していますが、AR/VR/MRなどのニアアイディスプレイ(NED)の画像は、視野全体に拡大されることでディスプレイの欠陥認識度が上がるなど、AR/VR/MRに向けた新たなディスプレイ評価が必要となります。
AR/VRの開発・設計・生産向けの評価事例を示します。

1.AR/VR/MRに搭載するパネル評価
1-1.RGBWの輝度、色度、ユニフォミティ(均一性)
2.HMD評価
2-1.９点の輝度(L)、色度(u’, v’)及び平均値
2-2.輝度均一性 (LU)、色度均一性 (⊿u’v’)、コントラスト比 (CR)
2-3.コントラスト変調 (CM/MTF)
2-4.ゴースト
3.ARグラス評価
4.レーザー光を使用したAR/VR評価
5.VRゴーグル/ARグラスのテンプル付評価
6.規格
7.用語